Phoenix Framework に Bootstrap を導入する
Created at:以前書きました、Phoenix Framework 上で Sass の環境を構築する方法という記事の続きで、 Phoenix Framework に Bootstrap を導入する方法をご紹介したいと思います。
開発環境
- Ubuntu: 19.04
- Phoenix: 1.4.9
Bootstrap とは
Bootstrap は、WEBページを効率よく作成するためのWEBフレームワークです。Bootstrap を使用すると HTML/CSS などの知識をあまり持っていなくとも、ある程度のWEBデザインを構成することが可能になります。WEBページの開発を簡単にするために、Bootstrap を利用することは大変有用ではないかと思います。
Bootstrap の導入
jquery と popper.js 、 Bootstrap のインストール
Phoenix 上にて Bootstrap の環境を構築するために、 jquery
と popper.js
、そして Bootstrap
をインストールします。
/assets/
ディレクトリ上で、以下のコマンドを実行してください。
※今回は2019年10月時点での最新バージョンである、 Bootstrap の 4.3.1 をインストールしております。
npm install --save-dev jquery popper.js bootstrap@4.3.1
scss ファイルと js ファイルの編集
/assets/css/
ディレクトリ上の app.scss
ファイルに以下を追加します。
@import "../node_modules/bootstrap/scss/bootstrap.scss";
/assets/js/
ディレクトリ上の app.js
ファイルに以下を追加します。
@import "bootstrap"
これで、 bootstrap.scss ファイルが読み込まれるようになりました。
最後に
以上の設定で、 Phoenix 上で Bootstrap を使用することができるようになります。 Bootstrap をどのように使えば良いのかということについては、以下の書籍が大変参考になります。
参考
Kindle 版の Elixir/Phoenix 初級②: データベースとクエリ構造体 は、 Amazon Kindle Unlimited の対象です。